コンテンツビジネスをやってたら精神崩壊した話を書く

メンタル崩壊は経験すべきギフト期間

 

僕はこれまでの人生でニート期間みたいな状態が3回ありました。

最近よくFIREだなんだと取り沙汰され、それに憧れる人も多いと思います。

僕の場合は、何億円もの現金があってニート状態になったわけではなく、

ビジネスの仕組み化で毎月入ってくるお金が少しできたのと、

同じビジネスをするのになんとなく飽きたから、ということもありました。

 

まあつまり、まだ完成し切ってないし成功し切ってないのに、ニート状態になったって感じ。

でもコンテンツビジネスで稼いだ人は似たような状態になってる人多いと思う。

結論から言うとこのニート状態は、人生にとってかなり悪い状態だったという認識です。

 

例えお金と時間があったとしても、僕みたいに何回もその悪い状態（ニート）になってしまうということは潜在意識的にその悪い状態を求めてる、許容してるということだったと思います。

 

ただ、自分が成長するために経験するべきギフト期間だぞ、という話です。

 

詳しくはこれから述べていきます。

 

一番あかんニート状態

 

まず1回目のニート期間は一番ヤバかった。

 

24,5歳頃、東京で会社を辞めて詐欺集団とは全く知らず、社会人サークルに参加してた時のこと。

※注
2023年5月現在、マーケットピークっていう仮想通貨×ネットワークビジネスをやってた集団の幹部が相次いで逮捕されてますが、まあゆうたらあんな感じの集団でした。

とにかく稼ぎたかった僕は、せっかく上京したのに1日16時間もブラック起業で働いてたせいで、東京で友達がいないし人脈もないしってことで給料以外の稼ぎ方がわからなかったからリアルの人脈を求めました。

 

当時は2014年頃で、ネットビジネスの稼ぎ方もある程度普及してはいたけどまだ怪しいものが多かった。

 

とりあえずアフィリエイトはやってみようと思いつつ、家でPCポチポチするだけの仕事は性に合わないのはわかってたので、社会人サークルにでも入って知り合い増やすか、と。

 

結局アフィリは600円だけ稼いで終了。

 

詳細はややこしいから省くけどなぜかその社会人サークルに入るとお金が貰えて、サークル内で出世？すると家もタダで渋谷の一等地のとこ貸してくれた。

 

元々出世が得意（笑）と言ったらなんだが、普通に過ごしてたら周りの人に気に入られて結構組織の中枢とかに近づけるタイプだったので、優遇された。

 

なので、ホントに仕事辞めてから２年間ぐらい東京で遊んで暮らしてた。

でもそれも続かなくなった。

 

結局、その社会人サークルってのはポンジスキームやってる詐欺集団だった。

 

アホすぎて、入ってる時はまったく気づかなかった。

入会する時に希望すればお金を預けることができて、毎月5％の配当金がもらえるよ、と。

 

で、希望者のほとんどは消費者金融から金借りて、預けた自分のお金を元手に毎月5%返金されてただけだった。

要するに300万預けると月15万円もらえるわけだが、自分が預けた300万円から15万円を貰ってるだけなので、単純計算で20ヶ月で尽きる。

 

つまり実際には運用されてなく、お金は組織内では複利では増えてない。

実際のところその300万円はきっちり守られてるわけなく、他の人が使ったりしてるからもっと早く無くなる。

だから足りなくなる前に他の人を勧誘してお金預けさせてそのお金でまた・・・とグルグルやるやつ。

もちろん僕もその内の一人で、お金を預けたバカ。

 

で、だな。まだそんな状況になってると気づいてない僕は、むしろそのサークル内でガッツリ活動していくことになる。

 

そのサークルにどんどん人を紹介していくと、なんか良い感じの扱いを受けるってやつがあった。

実際、そのサークルには色んな人がいて、今でもめっちゃ仲良い友達もできたし、良くも悪くも人生観は大きく変わった。

ブラック企業で働いてる時は知り合えなかったような人ともたくさん知り合ったので楽しかった。

奈良の田舎から出てきて退職したばかりの24歳ぐらいの若造にはすごく魅力的だったのは事実。

 

だから僕はお金が増えるからいいよ！！とかではなく、普通に楽しい環境だったので人は合計10人いかないぐらいは紹介した。入ったらみんな楽しんでもらえると思ってたから。

 

卓球大会、BBQパーティ、富士急ハイランド、高級車ドライブ、タワマンパーティ、ビリヤード大会、麻雀、カラオケ、飲み飲み飲み。普通に楽しかった。

東京に友達がいなかったからなおさらのめり込んだ。だから結構参加した。

 

その行動があったからか、サークル幹部からしたら割と積極的に人を紹介してくるなコイツってことで、なんかちょっと良い待遇を受けたっぽい。

 

で、例えば僕の場合はそのサークルに600万（ゴリゴリ借金）ぐらい預けてたから月30万円ぐらい配当もらってたんだけど、僕が紹介した10人のうち半分の5人でも同じようにお金を預けたら簡単に1000-2000万円は集まるよね。

実際紹介した人がいくら預けたのか、そもそも預けてないのか詳細は知らない。

 

だから「これからも頑張って人を紹介してくれよな」ってことで渋谷のNHKの近所のアムウェイ本社がある近くのマンションにタダで住まわせてもろてた。今考えてもこれはマジで危ない。

 

この時はどこの会社にも属してないからニートっちゃニートだけど、サークル活動してたから仕事っぽいことしてる気になってたし、お金も入ってたから自分ではまだニートだとは思ってない。

 

でもご想像通り、徐々に組織からお金がもらえなくなってきた。

 

その頃には組織の内情もわかるようになってきて「これはマジでヤバいことになってる」と流石に思うようになった。

もしこのまま組織が破綻したら、俺のお金は全部無くなって借金だけが残るぞ。毎月貰う配当で借金の返済なんかもちろんしてるわけなく、丸々残っとるぞ。と。

 

しかもこれ、俺だけじゃなくて他にもお金預けてる人いっぱいいるから、もしかしたらホンマにヤバい額になってニュースとかなるやつじゃね？

 

これ、お金の配当貰ってるだけならまだしも家とかまでタダで貸してもらってることとかで、変に関係性とか問いただされたらややこしいやつかな？誰かに相談したいけどこんなの誰に相談したらいいの？弁護士？弁護士ってしゃべるだけで1時間5000円とかすんの？キャバクラかよ、払えねえよ。

 

そん時はもうマジで金などなかった。

 

結局、めちゃくちゃ考えた結果、もう預けたお金600万円は諦めて実家の田舎に帰ることにした。

ああ・・・東京はなんてエグい街なんだろう・・・。きらびやかなとこにいたと思ったのに薄氷の上だったとは・・・。

 

でも普通に考えれば、なんの努力もしてないのに東京でそんな生活が成立するわけがない。いや、実家が松濤とか六本木とかにある奴なら別やで。俺実家奈良やからそんな家庭ちゃうし。（そういえば西麻布で遊んでたら地元が六本木中学です！みたいな女の子いたな。そんな人実在するんだ、と当時驚いた記憶）

 

詳細省くとか言って、結局ガッツリ書いてしまったが、ここはまだ人生1回目のメンタル病みニート期間ではない。ここからなのである。

めちゃめちゃ文章長くなってすいませんね、でもここまで読んでるってことは多分面白かったんだろうから、気にせず続き書きますね笑

 

敗残兵、帰還

 

というわけでまあ、実家に帰りましたと。借金600万背負って。（わっしょい）

でだ。何するか？ここでネットビジネスと再度向き合うことになる。

600円だけ稼いでやめたアフィリ。多分Googleかなんかの払い出し金額にすら達してなくて、事実上サイフに入った収入は０。

 

「これもう一回やるかあ」ってことで再スタートを切る。

そのためにネットビジネス塾に入るわけだ。

これが2016年ぐらいだったかな？

僕のメルマガを初期から読んでくれておられる方が今これを読んでいたとしたら、アレですよアレ。あのスクールで僕と知り合ったはずです。

 

6ヶ月コース30万のやつを2回おかわりして1年間。まあ成果は出なかった。

多分他にもちょこちょこ払ってたから100万円は突っ込んだ。

けど回収できたのは120万くらいだったかな？

「いや、回収してんじゃねえかよ」と自分でも思ったけど、これ実際そうだったとしても1年間で＋20万円なわけじゃん。

 

こちとら600万円の借金抱えて毎月20万円返済しとんねん。

いくら実家に住んでるからといって生活できるかい。と。

しかもスクール入る金なんか無かったからもちろん更に借金。親にも借りまくり。あ、奨学金もあったわ。なまじ良い大学出てますもんでな。

 

でもビジネスの成果が出なかったのは自分のせい。だって本気でやっては無かったから。楽しくなくて。←結局これ。ここテストに出ます。多分この記事の後でも出てくると思う。

 

まあもう、この頃は本当に顔死んでたと思う。

さすがに無理だもん、こんな生活。マジで僕よりメンタル弱い人なら自殺してても全然おかしくないんじゃないかな。僕のメンタルはこの辺でまあ鍛えられたと思う。無駄な苦労してるけどね。

で、まあ流石にこのままじゃもう無理かな、と思ってきた。

 

バイトを始めた。屈辱だった。なまじ前働いてた訪問販売の会社では課長まで出世して給料40万とかあった人間だったから、東京で負けて田舎に逃げ帰ってバイトなんてする自分が許せなかった。

 

でももう仕方ない。バイト代の8万円で借金20万円返す生活を数ヶ月続けた。

計算おかしいけど、返済した分また借りれるから返済しては引き出して違う消費者金融に返して・・・を繰り返す日々。つまり利息だけ返して元本はまったく減らない。

 

「いやあ・・・これは無理でしょう☆ｷｬﾋﾟ」

とにかくいわゆる信用情報のブラックリストに載りたくないだけの意地とプライドでやってたけど、うん、無理である。

なんのための人生かわからんくなって、これはもう破産だな、うん、破産だ。となった。

 

で、行政書士の先生のところに行きましたら、

「破産はもう、いわゆるアレだけど、一歩手前の個人再生ならワンチャンあるやで」

と言われたのでそれにした。

 

要するに自己破産は借金０になるけど、まあ最終手段だから、まだ頑張る気あるなら借金を5分の1、20％に減額してそれを返すってこと。僕の場合は600万ぐらいだから120万になる。

 

で、それにしたんだけど、実際個人再生にしたメリットってあんまり無かったかも。だって結局クレジットカードは作れなくなったし、別に家も資産もないからどっちみち差し押さえは喰らいようがなかったし、結局5年ぐらいはブラックリストに載るからね。でも人として最終手段まで堕ちたって自分史には残らないからメンタル的な救いはあったんかな？

 

まあこの頃が第一のニート期間の一番闇が深かったころ。

そりゃもう、キツかったですよ。

総評するなら「メンタルとプライドとの対面」かな。

この頃地元の友達にも会いづらすぎて辛かったもんね。

東京から帰ってきた時点で失敗してんのバレバレなのに、借金まであるなんてね。

しかも事業に失敗したとかならまだカッコもつくけど、ただ詐欺に遭って気づかず遊んでただけっていう笑

 

そんな自分を受け入れて、周りにもちゃんと話して、無駄なプライドを削ぎ落としていくっていう期間だったかな。

 

で、まあ話を大きく戻すとだな、次が第二章かな。

ついてこれてます？笑

飽きたらもう閉じてください笑

 

暁光。

 

２回目のニート期間は1回目からそんなに期間空いてない。

まあ年齢的にもまだ若いしね。でも連続してる感覚はないから自分の中では別の期間として分けてるかな。

2回目のニート期間は、ビジネスを覚えて何もしなくてもお金入るようになったときです。

毎朝数万円とか10万円ちょいが入るようになって人生勝ちに近づいた気になった。

 

まずはそこまでの話。

 

前述した、僕が入ってたビジネススクール内では大きく稼ぐには情報発信ビジネス、いわゆるコンテンツビジネスとかコンサルが一番いいと教わってたけど、なにぶん自分が発信できるものなんてないと思ってたから、今やってるYouTubeアフィリとかで結果出してそれを商品にせんことにはこっから先進めねえなと思ってた。

 

当時流行ってた、文字スクロール動画やってた。YouTubeで見たことある人いるよね。2019年ぐらいに絶滅したかな？覚えてないけど。

 

周りでは文字スクロールで月100万超えてる人もちょろちょろいたし、自分の方が優秀だと思ってたからいずれいくと思ってた。←この痛い思考、実はまだあって、今でも他の情報発信者とか見て「俺の方が・・・」とか思うことはある。共感したら『いいね』。まあこれは結局、他人との比較で苦しむ思考だから捨てようね。

 

てことでとりあえず月40万ぐらいまで稼ぐとこまではいった。単発だけどね。でももう限界だった。文字スクロールなんてやって稼いでも成長してる感０だし、続かんだろうと思ったから、賞味期限あるうちに情報発信に移るか、と。

 

で、YouTubeで稼ぐ方法！というやつで情報発信ビジネスに参入するわけだが、時代は文字スクロール全盛期で同じような情報発信者のライバルがたくさんいた。良くも悪くもね。

扱う商材としては、もう今から自分でYouTube教材作るのは無理だし、今世に出てる教材を超えるものを作るのは無理だとわかってたから当時一番売れてる教材のアフィリにした。

 

これはまあ、今のBrainアフィリと似てるかな。

 

で、この話興味あるかな？まず何を売ったかについて（アフィリじゃねえの？実はアフィリより先に売った商品がある）

まあ備忘録としてとりあえず書いておきます。

 

実はYouTubeで一番売れてる教材の製作者が、僕が参加してたビジネススクールの運営者と同一人物で、その運営者さんが自分の直の師匠になってくれたので、「情報発信ビジネスこれから頑張れよ」ってことでその方のリストを使わせてもらえることになるという、特大ボーナスをもらった。

 

でも、そのリストに直接僕がメールするのはもちろんダメなので（電子メール法）、そのリストに号外広告メールを打ってもらうことになった。

 

ただ、そのリストはYouTubeビジネスに興味ある属性だとは言え、その教材の購入者リストだったので、同じ商品はとてもじゃないけど売れない。

 

つまり、一回Aという商品を買ったことがあるリストに対して、直接の販売者じゃない格下の僕がまたAという同じ商品のセールスメールをしたところで、売れないよねってなりますよね。だって本人からもう買っちゃってるんだから。

 

だから、そこは相談させてもらって考えた結果、そのAという商品の補完的なサポートをするというカタチで月額5000円のオンラインサロンを売ることにした。

初めての商品がサブスクのオンラインサロンだなんて、今考えたら結構進んだことやってんじゃんって思います。

まあでも、できるってことですね。

 

それでいざ号外広告売ってもらったらありがたいことに3日で200リスト集まって、100名くらいの方がセールスまでついてきてくれて、20名の方が入ってくれました。

この号外広告を流してくれて、応援してくれた師匠には本当に感謝しています。

 

ということで、僕の初めての情報発信ビジネスはサブスクで月10万円ぐらいの収入からスタートでした。

 

その後、どうやってお金を用意したのか忘れたけど、割と早いうちにYouTube広告でリストを集め始めたと記憶してます。

 

そこからの流入はもちろん全部新規のリストなので、ステップメール組んでさっき書いたAという商材のアフィリを行うことにしました。

これがけっこう当たりまして、ほぼほぼ毎日売れる感じになってアフィリ報酬で最高72万円ぐらいいくようになりました。

アフィリ報酬だから、実際の売上で言うと100万超えてるよね、今気づいた。すごいね。初めてのステップメールで。

ちなみにステップメールはほとんど誰かのパクリで、「どうしても自分でこう書きたい！」ってとこと、自分のこれまでのストーリーのとこは力入れて書いたと思います。

セールスとかはもうまんま誰かのパクリだったですね。（この当時のメルマガはまだ保存してるんで、欲しかったらメルマガかDMで言ってください。いらないか。）

 

アフィリ報酬が高かったおかげで広告費赤字になることがなく、広告回せばフロントでしっかり利益出るって感じになりました。嬉しい。

 

で、前述した5000円のサブスクサロンですが、これをバックエンドにしたいと思ったので思いっきり値段を変えて、システムをサブスクじゃなく6ヶ月で168000円とかで売りました。もちろん、最初から入ってくれていた方たちは旧来のままで。

 

これも結構売れまして、情報発信ビジネス開始後1年経つか経たないかくらいで月収400万とかになりました。

残った借金も全部返しましたね。

 

で、この実績を持って、情報発信ビジネスを情報発信する方向性にシフトしたんですね。

 

DRMの教材作るのって難しいんだなと思いましたね、最初は。

YouTube文字スクロールとビジネスのレイヤーが全然違うからターゲットも違えばリスト属性も違うってことで、最初は苦労した気がします。

 

でもまあYouTube教えるよりは楽しかったですし、その後DRMを教えるコンセプトでまたコミュニティやりましたが、集まってきてくれる人たちも本当に良い人ばかりで。

この頃は楽しかったです。

 

そう、この頃はまだビジネスが楽しい感覚はあった。

 

理想は、その当時、まあ今もそうだと思うんだけど、1年分ぐらいのメルマガ組んで商品を6個くらい設置してステップ化するってやつが流行ってたというか主流って感じだったので、俺も同じことして自動販売機作ろうと思ってた。

 

でもこの頃はお金はちょこっと余裕が出てきて、前述した通り借金も無くなったし、なんならアメックスのクレジットカードも作れるようになったので（さすが外資系。すごい。）、ドチャクソだせえんだけど、そこでちょっと満足しちゃった。マインドの基準値低いんだよね。

 

というか、ゴールが見えた的な感覚を持っちゃった。

ゲームクリアしてないのにエンディングまでのシナリオが読めたみたいな感じ。

こうなると熱意を維持するのが難しくなってしまうタイプの僕は、この辺でパタリと手を止めた。

 

難しいけどこの理由を言語化するなら、無駄に先読みしてしまうことによって興味が極端に薄れる。←ここ布石。後からまた出てくる。

どうなるかわからないものにワクワクする。なんかまあそういった精神性を持ってしまってるタイプ。

ええ、わかってますよ。これはもう、ただのやらないための言い訳でしかなく、言語化をすればするほど大した理由もない陳腐なもんになる。

これを克服するのが自分の試練でありつつ、なんとなーくやりたい方向にフラフラと行くのがロマンっぽいっちゃぽい。

 

この辺で2回目のニート状態に入ってる。

まだ前回よりは状況的にはマシっちゃマシなニート状態。

多少お金あって時間もあるから飲み歩きまくった。

まだニート状態を楽しめてた頃。

 

でもまあもちろん飽きてくる。大金持ちでもないし、生活安全圏を超えたわけでもない。

言うたら、ちょっと安めの宝くじ当たったとか、ちょっと親の遺産入ったとか、ちょっとデカめの万馬券当たったみたいな人状態。

これはクズ状態だなと思った。

 

迷走。

 

その後、違う仕事に挑戦してみようと思って、他人の案件のマーケ構築とかやり始めた。

手付金貰って成果報酬も貰って、みたいなやつを何件かやった。

1年ちょいで10件いくかいかないかくらいやったかも。

で、これもすぐ飽きた。

 

んー、これはこれで、人の売上のためにやるのって最初は楽しかったけど、続けてるとやっぱ飽きるし、自分でできるスキルあるなら自分のためにやった方がまだマシ。という結論に至った。

 

これは正直、扱う案件による。

 

行政とかもっとデカい企業のやつだったらもっと楽しいかもと思うけど、僕レベルではそんな案件は取れない。

そういう案件取れるようなルートを目指すのも、時代の流れ的にDX化だなんだって言われてるから、商工会議所とか経由でうまいことやっていったらいつかいけるんかもしれんけど、その仕事を取ること自体が目標にはならんかった。

うーん、まだ言い訳が尽きない。

 

もっと自分自身がワクワクする、自分を成長させることをやりたいと思った。

この頃から、成功ではなく成長を求め始めた。

精神的な満足みたいなやつが欲しくなってきた。

これは超抽象的だし、充足感を得る基準はマジで人それぞれだから定型化した言い方はできない。

もっと、いくら稼ぎたいとか高級車欲しいとか、そういう具体的な物質的な欲求の方がわかりやすいよね。

 

でも前述した通り、東京時代のわけわからんサークルの時にちょっとは物質的な欲求を満たす経験はしたところもあるし、稼ぎ始めた頃は自分で高級車も買ったし、心から渇望するほど欲しいモノはない。ブランドも興味ないし。

 

あー、なんか楽しくねえなあ・・・。

 

結局、法人化したところで個人事業主とやってること変わらんし、これは経営者じゃねえ、経営してねえ。社長の肩書きなんぞなんの価値もねえ。結局は自分の中身の価値や。

と、外側ではなく内側を求めるようになりましたとさ。

 

で３回目のニートに突入。

ここは１回目のニート期間に似て精神的にはキツかった。

うまくいってたビジネスをほとんどやめたから。

お金もうまく回ってないのに出て行く金は増えた。

 

正直、人生で最悪だった１回目のニート期間に近い。

自分が成長してる感じがしなくなると人は自信を無くしていくんだなと。

 

結局、問題の細分化をすると『成長』にフォーカスがあたる。

「今の自分は成長してない」って感覚に陥ったのがしんどかった。

でも何をやればいいのかわからんくなるのよ、この時。

 

ホリエモンも言ってたけど、

「うまくいくやつってのは天才かバカ。で、俺の周りにいるのは9割が自分を天才だと思ってるバカ。一番うまくいかないのはちょっと利口なやつ。中途半端に頭が良いやつ。そういうやつはリスクとか先々のこと考えすぎて動けなくなる。バカなやつはリスクとか考えずにとりあえず行動する」

と。

まんまワシでした。バカにすらなれなかったのよ。

 

まあこんな状態ってえのは、人に胸張って言える状態じゃないし、家族にも頑張ってる姿を見せられていないから心苦しいし、今の自分は誰からも応援されるような姿じゃない。と。

この状態を続けてはいけない。そう思った。

成長ももちろんそうなんだけど、「頑張る」「一つのことに没頭する」という感覚が欲しかった。

 

でも、メンタルだけには自信のあった僕が人生で初めて自分を否定してメンタルがしこたま低下したこの時期に、僕が求めてた精神的な成長のヒントを得ることになる。

 

占いとかスピリチュアル系の話、どう考えるかというのはホント人それぞれだと思うんだけど、僕は割とそっち系が好きなんですよ。

のめり込んでることはないけど、今でもたまに鑑定みたいなの受けることがある。

 

ちょっとその話していい？

怪しい宗教に入ったとかいうわけではないので笑

 

家族が食えればええんやで

 

精神的に迷走していた時、何かにすがりたい気持ちになって知り合い伝手で3人ぐらいの占い師に会った。

この3人共通なのはスピリチュアル系だということ。

見える系の人。

 

「先祖や前世からのカルマが続いていて自分が豊かになることだけでは頑張れない」

「生き急いでいる。人生には良い流れ悪い流れがあるが、流れに沿って生きるべき。」

「楽しいと思えることでお金を稼ぐこと。その際稼ぐ金額の多さは重要ではない。多く稼ぐから善であり正義というわけでもない」

「お金と人生の価値観の本質をしっかり自分の頭で考える」

 

基本的に答えを教えてくれるわけではなく自分で気づくように誘導してくれるものだけど、それでも自分が「確かになんとなくそう感じるな」と思ったことを3人共通で答えてくれた。

もちろん、3人それぞれは繋がってないし3人共それぞれ面識もない。

なのに3人ともから共通する同じようなことを言われた。

 

「これは信じとくか〜」という感覚になり、しかも自分でもしっくりきたもんで、目の前の問題は解決してないけど、なんとなく気が楽になってきた（宗教にのめり込む直前のやつやんけ）

 

だから、今の自分の悪い状態も受け入れようと思った。

 

でもあまりにスピ寄りの思考に染まってもアレだなと思ったので、学問寄りの占いも受けることにした（めっちゃ行くやん）。

 

もうね、その方が本当にすごい人。

ネットで検索したら出てくるけど、年商200億企業の創業者でこれまで50ぐらいは事業立ち上げたりしてるバリバリ経営者の方で、会社売却後は投資家兼経営者兼占い師（易学）という色々な活動をされてる方。

 

その方には結局、大変お世話になることになり今日に至るのだが、その方には占いじゃなくてもう、シンプルに生き方とか思考とか、精神的な成長とか、人生哲学とかたくさん教わりました。

今も教わり中。

 

で、もうその方には色々教わりすぎて全部はもう書き記せないけど（今後徐々に書いていったりYouTubeで喋る）、一番シンプルに心に刺さったのは

 

「家族が食えればそれでええんやで」

である。

これはもう何回も言ってもらった。

 

いや、もうね、もうシンプルにそれでしかないというか。

あれこれ余計なもん考えるからどの方向に進んだらいいか、正解はどこなのか考えるようになるわけでね。

 

いや、考えてるんじゃなくて、それは悩んでるだけであってね。

 

悩みってのはそもそも無くて、０のものを自分で勝手に錬成して答えもないのにそれに立ち向かってるだけであってね。

 

０なんだから解決すらできないのよね、悩みって。

 

でも、なんかそこに没頭してると進んでるような錯覚に陥るんだけど、結局どこにも行けないから同じとこグルグルまわるっていうね。

 

不毛な時間でしかない。

不毛な時間だし、脳を消費して本来使うべきところにエネルギーを使えなくなるっていうね。

 

結局、仕事ってなんでもいいのよね。お金を稼ぐ手段だと考えるならば。

そこだけちゃんとやっときゃあ、別に他は何してもいいし誰に何言われるわけでもないし、評価もらうこともないし、評価なんてどうでもいいし。

自己満足だからね、人生って。

 

てなわけでやっぱり原点に立ち返ってみると情報発信自体は好きだし面白いし向いてるかなって思うので、もう一回向き合ってみようと思ったわけでございますね。

でもこれをずっとしたいわけでもないし、ずっとやらないといけないわけでもないから、好きにやろうと。

 

どこぞの誰かが何億稼いでようが、東南アジアで節税生活してようが、マジでどうでもいいし、違うゲームのプレイヤーなんだから関係ないわけだし。

 

「これをやってれば楽しい」って思えることをやっときゃいいんだと思うんですよ。

 

だからこれを読んでるあなたがもし、今のビジネスを「やらなきゃいけない・・・うう・・。」みたいなマインドになってるなら別に手を止めて放置したらいいと思うし、「いや、やりたいんじゃ！黙っとけ！」ってなるんだったら気の済むまでやればいいし、楽しいと思える範囲でやっときゃいいんじゃないんですかね。

 

まあもっと具体的に言うなら、情弱が好きそうなコンテンツとか作ってTwitterで拡散して売るのが楽しければやり続ければいいと思う。楽しいならね。

 

と、思いました。

 

で、僕がやっぱ情報発信ビジネスやろうと思ったのは、やっぱりビジネスとして質は高いですよね。構造的な。好きなこと発信していける土台を作ったら、生きてるだけで仕事になりますからね。

それは本当にいいと思う。DRMは良いよホント。

 

「情報発信ビジネス」っていうぐらいだから、何を発信してもいいし、やりたくない発信はしなくていいんだから、思ってるより気軽にできますよね。

 

とりあえず、人生の自由を手にいれるにはDRMが一番いいです。

スキルワーカーとかクライアントワーカーもずっと家にいれて家族と過ごせるけど、自由じゃない。

やっぱり自動化で稼げるってのが本当に良い。

 

ってことで、情報発信ビジネスをやっていてメンタル崩壊したけど、そのおかげで情報発信ビジネスに対する向き合い方が変わったので、また楽しめるようになるかなと思った人間が書いた長文でした。

PS,

この文章に共感を得た人がいれば普通に喋りたいです。

メールかLINEで連絡くれたら喜びます。

 

Youtubeでもこの話題について語りました。